第2回IPA圧入工学セミナー in 高知
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- 更新日 2010.7.13
イベントレポート
- 更新日 2010.8.19
- 開催日時:
- 2010年7月12日(月)15:00-17:00
- 場所:
- 高知県高知市
- 会場:
- サンピア セリーズ マリンホール
- 主催:
- IPA研究委員会
- 後援:
- 株式会社技研製作所
- プログラム:
-
- 講演1 「大深度掘削に関する最新の研究と技研‐ケンブリッジ共同研究の成果」
- ケンブリッジ大学 教授 マルコム・ボルトン
/ 株式会社技研製作所 新工法開発部 実証科学課リーダー 石原 行博 - 講演2 「圧入過程の可視化と周辺地下構造の設計課題について」
- 東京大学 教授 前川 宏一 / 東京大学 特任講師 長井 宏平
- 講演3 「海外の鉄道工事に圧入技術を適用した事例」
- 株式会社技研製作所 工法事業部 工法推進課リーダー 木村 育正
- 参加者数:
- 125名

北村名誉会長(技研製作所)によるセミナー開会挨拶

マルコム・ボルトン教授
(IPA会長, ケンブリッジ大学)

前川宏一教授(右)と長井宏平特任講師
(共に東京大学)

石原行博氏と木村育正氏(共に技研製作所)

懇親会では高知の夏の風物詩
「よさこい鳴子踊り」も披露
7月12日、第2回目となる圧入工学セミナーを、高知県高知市のサンピア セリーズにて開催しました。講師は、IPA会長のマルコム・ボルトン教授(ケンブリッジ大学)、世界のコンクリート工学分野をリードする前川宏一教授と長井宏平特任講師(共に東京大学)、株式会社技研製作所の木村育正氏(工法事業部)と石原行博氏(新工法開発部)の5名の専門家の方々です。
ボルトン教授は「大深度掘削に関する最新の研究」と題し、世界の主要9都市110箇所での計測結果をもとに、安定した土留壁の構築には、土留壁自体の強度より地盤の強度が重要な要素を占めることを科学的に説明し、大深度掘削時の圧入による鋼矢板施工の有効性を示唆されました。
次に、「圧入過程の可視化と周辺地下構造の設計課題について」と題し、前川教授が圧入杭と地盤との相互作用について実構造物のモデル試験結果を用いた新たな研究の取組みを、そして、長井特任講師が地下の可視化を二次元的に解析したデータを紹介されました。
石原氏は、株式会社技研製作所が取組んでいる「ケンブリッジ大学との共同研究の成果について」、木村氏は「海外の鉄道工事に圧入技術を適用した事例」を発表されました。
参加者は、国内の著名な研究者や報道機関、IPA会員など125名におよび、第1回圧入工学セミナーを上回る大変な盛況ぶりでした。圧入発祥の地、高知での開催にあたり、北村精男IPA名誉会長(株式会社技研製作所代表取締役社長)からは、「高知を圧入のメッカにしたい」という開会メッセージが発信されました。
セミナーでの闊達な意見交換に続き、セミナー後の懇親会でも研究者、技術者の情報交流が活発に行われ、理論と実践の融合や圧入杭と地盤のメカニズム解明が、産学連携によって確実に進展しつつあることを実感できるセミナーとなりました。


